シャンプーの基礎知識

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シャンプーの基礎知識

シャンプーのおすすめの選び方

シャンプーを選ぶ際のポイントがあります。
まず、ご自身が頭皮や髪に対して悩みを抱えているかどうかが大切です。

もし全く悩みがない!ということであれば、香りや使用感、ボトルデザイン、口コミなど何を基準に選んでも問題ありません。

そうではなく何か一つでも気になる点がある、例えば、髪がパサパサになってきた、細くなってきた、抜け毛が多くなってきた、頭皮がかゆい、フケが出る、頭皮湿疹ができるといった悩みがある場合は、髪や頭皮に優しい成分で作られたシャンプーを選ぶことをおすすめします。

では、どのように髪や頭皮に優しいかどうかを判断すればよいのでしょうか。
シャンプーは
水>洗浄成分>その他成分
といった配合量の順番になっている場合がほとんどです。
配合量の多い成分程、髪や頭皮に与える影響は大きくなります。

多くの場合は水は精製水という不純物を取り除いた水を使用していますので、そこではあまり差が出ません。

洗浄成分が重要

重要なのは次の洗浄成分です。洗浄成分というのは界面活性剤とも呼ばれ、皮脂汚れを洗い流すのに必要な成分ですが、色んな種類の成分があります。

よく目にする界面活性剤の成分としては、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、ココイルグルタミン酸TEA、ココイルアラニンTEA、デシルグルコシド、ラウレス-3酢酸Na、ココイルメチルタウリンNaなどがあります。

この中で髪や頭皮に悩みを抱えている場合にはおすすめできないのが、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naです。

多くの場合、シャンプーには複数の界面活性剤が使用されています。そして、全成分記載の中では水の次の成分から3~6個ほど界面活性剤が続いていたりしますので、一通り確認することをオススメします。
また、アミノ酸系界面活性剤は頭皮や髪に優しい成分が多いです。そして、シャンプーであれば、弱アルカリ性のものよりは弱酸性のシャンプーがおすすめです。

頭皮や髪に悩みがある場合のシャンプー選びの際には、
洗浄成分(界面活性剤)が頭皮や髪に優しい成分のもので、弱酸性のものを選びましょう。

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