あなたのニキビの原因は何!?
ニキビケアの基礎知識

にきびケアの基礎知識

自分自身の状態を知ることがニキビケアの第一歩

目立つ箇所にニキビができると憂鬱な気持ちになりますよね。
早く治したい!その気持ちはわかりますが、「ニキビにはコレ!」と紹介されている商品にいきなり飛びつくのはやめましょう!
商品が悪いとかそういったことではありません。
ニキビのできた原因を考えてみて必要であるなら、使ってみるのもいいと思います。

まずは、ニキビの原因を知っておきましょう!
ニキビの原因といっても様々です。
思春期ニキビなのか、大人ニキビなのかによっても違ってきます。
思春期ニキビというのは10代の中頃くらいから20歳までの間のいわゆる思春期に発生するニキビです。
体が急激に成長する時期でもあり、それに伴う成長ホルモンの影響で皮脂が過剰に分泌されることでニキビができやすくなります。

大人ニキビというのは20代以降にできるニキビを指し、吹き出物とも呼ばれています。
大人ニキビの原因となるのは、

・お肌の乾燥
・食生活の乱れ(特に偏食)
・生活習慣の乱れ(特に睡眠不足)
・ストレス
・生理などによるホルモンバランスの乱れ

等があります。

お肌が乾燥すると、人体の機能として、潤そうとする働きが起こり、過剰に皮脂を分泌する場合があります。それだけでなく、お肌自体が硬くなり、毛穴を塞いで毛穴の中に皮脂が溜まりやすくもなります。
脂質の多い食事ばかりに偏ったりしていた場合、皮脂の分泌が多くなったりします。
生活リズムが不規則だったり、睡眠が足りていないとホルモンバランスが崩れたり、お肌の生まれ変わりの周期であるターンオーバーが乱れたりしてしまいます。
ストレスはホルモンバランスを乱してしまう要因となります。
生理中や前後はホルモンのバランスが崩れやすい時期です。

上記のどれか一つが原因の場合もあれば、複数の原因が重なっている場合もあります。
だからこそ、原因を知り、自分自身に心当たりはあるかどうか見直してみて最適なケアを行うことがおすすめなのです。

つまり、自分自身の状態を知ることがニキビとさよならするための最短ケアへとつながるのです。

ニキビのメカニズム

ニキビはどうやってできるのでしょうか?
ニキビができやすくなるには3つの要素があります。

「皮脂」「毛穴の詰まり」「アクネ菌」

先ほど挙げたようなニキビの原因があると、まず、お肌の状態が悪くなります。そして、本来ならきちんとターンオーバーが行われたりする体の機能も低下していきます。
そうなると、皮脂の過剰分泌が起こりやすくなります。さらには古い角質が溜まって毛穴を塞いでしまったりということも起こりやすくなります。
詰まった毛穴の中に皮脂がどんどん分泌されるとどうなるでしょうか?
皮脂を好物とするアクネ菌がどんどん繁殖していき、ついには炎症を起こしてしまいます。
これがニキビのできる過程です。

このニキビのできる過程の中でもニキビの種類というか段階があり、
詰まった毛穴の中で皮脂が溜まった状態を「白ニキビ」と呼び、白くぷくっと膨れた状態です。
時には黒い点がある膨れた状態も見受けられますが、これは毛穴付近の皮脂が酸化して黒ずんだ状態になり、黒く見えるというだけで、白ニキビと変わりませんが、「黒ニキビ」と呼ばれたりします。

アクネ菌が繁殖していき炎症を起こした状態が「赤ニキビ」と呼ばれています。
この赤ニキビがさらにひどくなると炎症が肌の奥にまで侵食していき、膿が溜まってしまうことがあります。これが「黄ニキビ」と呼ばれる状態で、ヘタに潰したり、間違ったケアをすれば、ニキビ跡などにつながる恐れがあります。

炎症を起こした時点つまり、赤ニキビや黄ニキビでは専用の薬などを病院で処方してもらうのが一番です。

よく勘違いされているのがニキビケアをニキビを治すことと思われているケースです。
ニキビケアはあくまでもニキビ予防であり、ニキビができにくいお肌作りということです。
ニキビを治すのは治療の領域になります。できてしまったニキビは悪化する前にきちんと治療を受けるべきです。

ニキビに悩んでいる方の多くは治っても治ってもニキビがどんどんできるといったニキビが止まらない状態に悩んでいます。そのような状態からニキビができにくいお肌へと導くためのケアがニキビケアなので誤解しないようにしましょう。

ニキビケアの基本は「健やかなお肌作り」

治ったと思ったらまたできるといったニキビのできやすいお肌というのは、ニキビの原因の際に挙げた事項を見て頂けばわかるとおり、とにかくお肌の状態が良くない状態です。お肌が本来持つバリア機能や治癒力などが正常に機能せず、どんどん良くない方向へと進んでしまいます。つまり、お肌の状態を良い方向に持っていく、「健やかなお肌」を目指す必要があります。

そのためにはまず原因を取り除く必要があります。

ニキビの原因で挙げた5つの項目のうち、生理などによるホルモンバランスの乱れ以外の4つは心掛け一つで改善可能なものばかりです。

仕事が忙しくて睡眠が不足しがちというような場合は短時間の睡眠でも良質な眠りが得られるようなケアをすることもおすすめです。

まずは心当たりのある原因を改善していくこと。
そのうえで、ニキビができやすい弱ったお肌というのは潤いも浸透しにくくなっていたりするので、お肌に優しく、潤いや保湿、そしてお肌の奥の必要な箇所まで届く浸透力に優れたスキンケア化粧品を使ったケアがおすすめです。

健やかなお肌には潤いは不可欠ですよ!

大切なことはすぐにニキビケア化粧品などに頼るのではなく、思い当る原因はないかを探ってみて、あるなら改善してみるといったことを試してみることからニキビケアを始めてみるのがオススメということです。

原因は改善したけどニキビが改善されない…。そんな時こそニキビケアのために開発された化粧品が販売されているので、試してみるのがいいでしょう。

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