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ノンシリコンシャンプーのウソ!ホント!

シャンプー1397人が注目
ノンシリコンシャンプーの知識

シャンプーというと今ではノンシリコンシャンプーばかりになってきました。

ノンシリコンシャンプーブームはだいぶ落ち着きましたが、
一時期はかなりのブームでシリコン派とノンシリコン派でメーカー同士で論争するほどでした。

そんな注目を浴びたシリコンについてのお話です。

シリコンは正式にはシリコーンといいます。
シリコンと言ってしまうとミネラルの珪素を表してしまいますので、
シャンプーなどに含まれる話題となった成分はシリコーンです。

ですが、シリコンが一般的となっているのでここからはシリコンで表記させて頂きます。

シリコンは髪のコーティング剤として用いられています。

このシリコンが毛穴に詰まったり、髪に付着することで髪に栄養が届かなくなったり、シリコンが剥がれる際に一緒に髪のキューティクルも剥がしてしまうということで悪者としてのイメージが広がりました。

実際のところシリコンってどうなの!?

実際のところシリコン自体のお肌や髪への負担面はどうなのかといいますと、ほぼ無害です。
お肌や髪への影響だけで言うとシリコンより刺激の強い成分はたくさんあります。

シャンプーでよく問題視される洗浄成分のラウリル硫酸Naなどの成分の方が頭皮や髪への負担は大きいです。

はっきりいって注目されるほどの悪影響はシリコンにはありません。

むしろ髪の指通りやさらさら感はシリコンを使ったほうが手っ取り早く出せます。

ノンシリコンを謳っていてもシリコン以外のコーティング剤を使用している場合もあり、ノンシリコンである意味が全くないこともあります。

毛穴に詰まることはあるかもしれませんが、抜け毛の原因になるかといえば、他の原因、例えば、頭皮環境が悪くなっているとかの方がどちらかといえば原因となっている可能性が高いと思います。

キューティクルを剥がすというのもダメージ毛でキューティクルがはがれやすい状態の髪に付着したシリコンがキューティクルと一緒に剥がれるといったほうが現実的かもしれません。

栄養が届かなくなるという話も意見が分かれています。

つまり、短期間で髪の質感を出すにはシリコン入りシャンプーのほうが効果的で、
時間をかけて頭皮環境を整えて、髪本来の美しさを引き出したいのであれば、ノンシリコンシャンプーといった使い分けがおすすめです。

髪本来の美しさを引き出したい場合は、ノンシリコンシャンプーであることだけでなく、頭皮や髪に優しい成分で作られていることが絶対条件です。

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