気になる化粧品の成分徹底解説

加水分解シルク

蚕(かいこ)から抽出されるトリートメント成分。
保湿効果に優れており、スキンケアやヘアケア化粧品によく使われる成分です。
毛髪に対してはダメージ補修も期待できます。様々な化粧品に使われています。

加水分解ケラチン

羊毛等から抽出される成分。
お肌の保水効果や髪へのハリ・コシを与える効果があります。
ケラチン自体はお肌の角質層や髪、爪などに含まれるたんぱく質であり、加水分解することで加水分解ケラチンが作られます。

加水分解コンキオリン

真珠から抽出される成分。お肌や毛髪にツヤを与える効果があり、なじみも良い成分。化粧品の中でもシャンプーやトリートメントなどによく使用されている成分でもあります。
保湿効果もあります。

シア脂

シアバターのこと。
西アフリカに生息するシアの木の実から抽出される植物由来の油分。
保湿効果が高いことで知られています。シャンプーやボディクリーム、ハンドクリームなどによく使われる成分です。

スクワラン

深海に住むサメの肝油から抽出されるスクワレンに水素を加えて作られた成分。
植物由来のスクワランというものもあります。お肌に優しく、エモリエント効果(皮膚の軟化)があります。酸化しにくく、感触の良さが知られています。

ラウロイル加水分解シルクNa

シルクベースの界面活性剤で、低刺激でお肌や髪に優しく潤いを残しながら洗い上げてくれる成分。シャンプーに配合されることが多く、非常に高価な成分となっています。
その為、メインの界面活性剤としてはほとんど使用されず、補助的に使用されることが多い成分です。

PG(プロピレングリコール)

化粧品において保湿剤として使用される成分で、旧表示指定成分に指定されています。
化粧品全般によく使用される成分です。歯磨き粉にもよく使用されています。溶剤としても使用されます。性質的にはグリセリンに似ていますが、粘度が低いのでさっぱりしています。

EDTA-2Na

キレート剤(変質防止剤)です。
旧表示指定成分に指定されている成分。
化粧品の変質を防ぐために使用されており、多くの化粧品に配合されている成分でもあります。

ラウロイルサルコシンNa

アミノ酸系界面活性剤としてシャンプーに配合されることの多い成分。アミノ酸系の界面活性剤としては旧表示指定成分に指定されている成分で、他の髪や肌への刺激の少ないアミノ酸系界面活性剤とは異なり、洗浄力なども強い成分です。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

界面活性剤としてシャンプーやボディソープによく使用される成分です。
生分解性には優れていますが、洗浄力や脱脂力がラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなどと同等とされており、タンパク変性作用もあり皮膚への刺激となることがあります。泡立ちは良いのですが、脱脂力が強く髪のパサつきなどにつながる可能性があります。

セラミド6Ⅱ

高い水分保持力を持つセラミド成分であり、お肌のターンオーバーを整え、シワにもおすすめとされる成分です。セラミドはお肌に元々存在する成分であり、お肌に欠かせない保湿成分です。

セラミド3

セラミド成分の一つ。
保湿力が高く、お肌のシワにおすすめとされる成分です。セラミドはお肌に元々存在する成分であり、お肌の保湿のために化粧品全般によく配合されている成分です。

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